ハゲタカを観て志新たに!
大変ご無沙汰のオピニオンとなります。
まず楽しみにしていただいた方には深く陳謝申し上げます。
決算を終え、株主総会を控えている丁度いいけじめなので、書かせていただきます。
この一年を振り返り、とても失望した一年であり しかし新たな志を持つ出発の年度となりました。
創業時から、私たちはガラス業会の一員として、一般ユーザー様への窓ガラスの断熱リフォームよるCO2削減の啓蒙活動を目的としながら営業活動を行って参りました。
お陰様で私たちからメーカーからは何度か表彰されるまでに至り、顧客サービスを重点に置く弊社は、大手不動産会社(管理部門)にも認められるようになったと自負をしておりました。
しかし今年に入り 大手不動産会社の突然の取引停止。理由は一昨年の業績不振という言われ方をされました。一昨年弊社は大幅な改革を行い、業績の底を打ち、昨年度は黒字転換というところまでしましたが、結局は業績ではないという答えが最終的に返ってきてしまいました。
では理由は?
実は単純であり、日本中どこでもありがちな利権構造であることを知りました。
単純にガラスは○○会社と決まっているからです。当然その会社にとってそこに至るまでの努力や歴史は私どもには判りかねます。ただオーナー同士の話し合いだけで決まっているというのです。しかも相手は流通の中心である卸業の会社なのです。
先日その卸会社の役員さんが弊社に来社して当社の入る見込み、手伝える所がないとご丁寧に言いに来ました。本来その不動産会社住民から見たら公正取引に引っかかる部分であることを平気で言っているのです。
ここで疑問に思ったのは、私たちは重ね重ねになりますが、ユーザー様の目線を見てきました。実は取引のきっかけになったのもユーザー様からの引き合いからだったのです。 窓ガラスのリフォームは、マンションの規約が抵触するというのです。
しかし規約は組合の中で変更ができ、その変更する所から手伝わせていただきました。
その裏には、私たちと不動産会社担当者様が土日の休みを返上して、組合理事の皆様方に理解を求め、各住民への説明に至りました。当然風当たりのいい会社なら上層部の方たちも知ってのことなのでしょうが、残念ながら『裸の王様』状態です。
私はその経緯の努力を思い出した時、お客さまにとっては歴史や老舗とかここで議論する話ではないととても不快感を感じてしまったのです。
この一年ここをとても悩んでおりました。
業界のためにと思ったことが、実はそうではなかったと・・・。
しかし あえてこのオピニオン復活と新たな志を持ちました。
実は先日東宝系映画『ハゲタカ』を観ました。ハゲタカシリーズは本でもすべて読んでいて、外資の力で、周りからは「ハゲタカ」と批判される主人公も実は、とても日本が好きで、誰よりもサムライであったということでした。
映画に影響されたわけではないが、私の迷いは消え、とことんユーザー様の目線に立ち、利権構造を恐れず戦う決心が生まれました。
こんなページで書いたところで、世の中は変わりませんが、苦しんでいるガラス小売店とも手を携えながら利権構造をぶっ壊す!という勢いで日々邁進したいと決心いたしました。
乞うご期待(^O^)
追伸 当社は決して歴史を否定しません。業界を乱すつもりも毛頭ございません。ただ、あまりにも利己主義な主張で、誰も得しているとは思わないからです。
平成21年6月18日
株式会社ナオケンコーポレーション
代表取締役 大野直人


